ナイアん家

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卒業作文/コウタ

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コウタ/福岡大学附属大濠

 

入試を終え、結果が出た今の率直な気持ち

悔しいです。結果を見て、落ちこんだり、悲しい気持ちよりも、悔しいって気持ちが大きいです。入試当日は不安よりも緊張の方が大きかったけど、手ごたえはあったし、やってて楽しかったです。それでもやっぱ合格まで足りなかったのが本当に悔しいです。でも逆に、これからもがんばろうという気持ちもあります。今まで勉強に対してこんなに真剣になったことなかったし、こんなに多くの量をやってきたことがなくて、それでも足りなかった高校に負けたくないって気持ちもあり、次の場所でもがんばろうって思います。今までいろんな場所で負けたり足りなかったりしたけど、今の気持ちとは全く違います。今までの自分だったら、まずここまでこれなかったし、たぶん今だって落ちこんでるか、しょーがないと思っていると思います。それに対して、今の自分は変わったなと思います。だからこの悔しい気持ちを忘れずに、これから先もがんばっていこうと思います。

 

受験勉強を通して変わったところ、成長したところ

一番は、何でも楽しむことと、まずは一生懸命することです。塾での課題や授業で使ったプリントそのものが、得点などの目に見えるかたちですぐに出たわけではないけど、結果が出ることを信じて、まずやってみることが大切だと学びました。そして、ただやるだけでは意味がないし、考えて、わからなくても自分なりの答えを出すことも大事です。最初はテストに空白もいっぱいあったけど、今では「何か書こう」「すべてうめよう」としています。僕は小学校からナイアに行っていました。今一番思っていることは、どれも楽しむことができたと思います。そうでなければ好きではない勉強をここまで続けていません。楽しむことを一番に学び、はじめて勉強を楽しんだからこそ、一番がんばれて、そして成長したと思います。

 

次の挑戦に向けて変えたいところ、直したいところ

一番は心の弱さです。私立受かって安心して、公立への切り換えが遅かったり、途中で眠くなって集中できてなかったり、まだできるのにここまでって言って終わったり、まだやれるってことがあるのにそれをやろうとする気持ちが足りず、できないところを直します。あとはまわりにもっと感謝することや、勝手に一人にならないことです。まわりから心配されても、大丈夫と言って勝手に一人で緊張することや、まわりの声が聞こえなくなることがあるので、そこを直します。いろんなことが終わっていくうちに、親や先生、友達に対する感謝が大きくなっていきました。難しいチャレンジにも「行ってこい」などと背中を押してくれた先生や、わからない問題を教えてくれた友達、いつもヘトヘトだった自分を支えてくれた親に、最後まで感謝が伝えられないことが悔しいです。なので、もっと感謝できる自分に変わります。

 

印象に残っていること

先生達からは、学校で学ばないことを多く学びました。例えば、本気でしてくれる人に対して本気でやらなければならないこと、言われたことはやらないといけないこと、何かをするには自分から変わらないといけないこと、などと、勉強よりももっと大事なことを学びました。勉強に比べるととても短い時間だけど、どれも印象に残っています。他に印象に残っていることは、塾で映画を見たり、塾に泊まったりもしました。ここまでする塾は初めてだし、Tシャツを作る塾も初めてでした。いろいろと初めてなことが多かったし、その度、ちゃんと全員がそろっていました。塾の中には部活もありました。まだ園芸部の1つしか知らないけど、それでもあるのが印象に残っています。そして、先生から怒られたことも覚えています。字がきたない、姿勢が悪い、本気でやってない、雑、眠っていることなど、でも、怒られる度、いつも先生がどれだけ自分に対して思っているかがわかります。そんな先生の思いが強く印象に残っています。

 

こんな高校生活にしたい

部活を大事にしたい、勉強で安定した点数をとりたい、1日も休まないなど、たくさんあるけど、一番は楽しい高校生活にしたいです。今まで生きてきて、勉強も楽しくないといやだし続けられないと学んできたので、楽しみたいと思っています。塾でも部活でも学校でも、全て楽しんできたからこそ今も楽しめているので、これからも楽しみたいです。そして高校で目標があります。それは1日も休まないということです。小学校、中学校と、インフルエンザ以外で1日も休んでないので、これからも記録を更新していきたいです。高校には、小学校、中学校と行ってきた行事とはスケールが違います。1番は体育祭です。中には2日間でするところもあります。なので全力で楽しみたいです。そして今までにないものもあります。文化祭やクラスマッチ、それら全ては行うものなので、先生に頼らず楽しみたいです。

 

三年後の自分へのメッセージ

三年後、自分はたぶん受験か、卒業して遊んでいると思います。毎日後悔せずに生きてほしいです。そして友達や仲間をもっと大切にしてください。あと今このときを楽しんでください。今の自分は毎日楽しいです。年齢を重ねるにつれ、できることとできないことが増えると思うけど、できないことをできないままにしないでください。まずとことんやってください。そして夢はもっていますか。もたないと進む道がわかりません。夢があるならそれに向かってひたすらがんばってください。たとえ意味がわからないことでもやってください。意味のないことなどないのだからやってください。そして意味を探してください。最後に、おせわになった人、なる人には、ちゃんと感謝をしてください。今の自分にはそれがあまりできなかったと思います。だからできないことをなくすために、感謝の気持ちを常にもって生きてください。

 

後輩へのメッセージ、アドバイス

中学3年の勉強は、間違いなく今までで一番難しくなると思います。うまく点数が上がらない時もあります。きつくなる時もあります。それでも目の前のことに対して真摯な気持ちでがんばってください。そして何より、受験勉強、塾、学校、すべてを楽しんでください。あと、受験まで時間がたくさんあると思ってはいけません。長尾中、片江中ともに、中学校では最後の方が飛ばされると思ってください。1つ1つその場で完ペキにしてやるなどの気持ちでがんばってください。勉強以外のことで不合格にだけはならないでください。受験当日、時計、絶対に必要です。忘れて泣かないように。必ず緊張するけどあせらないでください。受ける人みんな緊張しています。他人と比較はやめてください。落ち込みます。やがて分かると思うけど、受験勉強は本当にきついです。そこでくじけないでください。それをのりこえた先に合格があると思うので、そこに向かってがんばってください。

 

約5年間 今までありがとうございました。

 

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