ナイアん家

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国公立大学進学

 
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こんばんわか。
 
今年は8年ぶりに国公立大学の受験(英語)をしました。
 
改めて思ったことは、国公立大学に進学できる高校っていうのは、
 
まず、入り口の時点で国公立大学に進学できる子を取ってますね。はい。
 
つまり、「かしこい子を囲って、学校を上げて時間と労力を投じて受験に挑む」といのが公立高校の受験スキームです。
 
特段指導が素晴らしい先生が集められてるってわけでもなさそうです。
 
もちろん、キチンと授業をする先生、大学受験指導をする最低限のレベルに達している先生がいるのは言うまでもありません。
 
センター試験で5教科8科目を大きな穴をあけることなく出来るようにするのは、本人の意識や管理能力以上に、それを支える・危機意識を持てる「勉強環境」の土台を整えることにあります。トップ校にはそれがあり、そうでない高校にはそれがありません。
 
公立のトップ校(準トップ校)は滝のように降り注いでくる「やること/すること」を吸収しながら消化する器用さ・スマートさがある程度備わっているので、それに任せてゴリゴリ勉強します。※その流れに乗れない子もいます。
 
これは生徒の能力に大きく依存する方法なので、同じやり方を他の学校(準トップより下の学校)が真似してもうまくいきません。高校受験では「努力」や「がんばり」で通用したことが、5教科8科目という広い範囲を「それなりに深く」勉強する必要がある国公立受験には通用しません。
 
それに向けた努力は当然必要として、ある種、「そういう能力」が必要です。それも「手際が良い」とか「要領が良い」以上の能力です。
 
だから進学校の真似をして時間ばかり確保しようとする「その他の普通の学校」に通っている生徒は大変そうです。
 
朝早くから放課後遅くまで時間ばかり取られて何も身についていないのは見ていて不憫になります。
 
塾や予備校に行こうにも、朝夕の課外があってその時間がない、という八方ふさがり。
 
それが「国公立大学進学を目指す公立高校」の現状でしょう。
 
私立は別です。まぁ、いろいろです。
 
これから高校にいく人、もう高校に通っている人、これから高校受験を考える時期の人、
 
「(できれば九州大学だけどぉ~)国公立大学志望でぇす」とか訳の分からないことを口にするんじゃなくて、九州大学ってはっきり言わないと。
 
きちっと宣言してそれにふさわしい高校生活を送らないとね。
 
国公立大学とかいう言葉を覚悟もないのに使うものではないですよ。
 
ここ最近思ったこと。そんな感じ。
 
以上、修猷館の先生も教えてくれない受験の大事なポイントを指導したshirabe先生でした。
 
※この塾は高校生の入塾は受け付けていません。
 
明日の国語がうまくいきますように。
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ホーホケキョ