最近しきりにUI/UXという言葉を見かけます。
意味はそれぞれ次のとおりです。
UI:User Infetrface(ユーザー・インターフェース)
利用者の接点(触れる部分)
UX:User eXperience(ユーザー・エクスペリエンス)
利用者の体験(UIを通して得る経験)
主にWebサイトやアプリの作成場面で使われる用語でしたが、今では色んな場面で使われるようになってきた言葉です。
教育の場面では授業のやり方(仕組み)や教材(モノ)などがUIに当たる部分です。
たとえば、英単語を「覚える」のでも、
「いついつテストします」
「1日3回ずつ音読」
「ノートに10回ずつ書いて練習」など、
仕組みで支える場合もあれば、
教材そのものが使いやすいという場合もあります。
この仕組みとモノ(と結果)を合わせて得る体験がUXに当たります。
このプリント大事にしてねと言うのは簡単なんですが、
それだと生徒任せになっちゃいます。
ぼくらのつとめとしては「大事にしたくなるプリント」を用意することになります。
色んなことを考えながら作ります。
今日、授業でみんなに「工夫したことろはどこでしょう」と聞いてみて帰ってきた答え。
・(教科書の)ページ番号が振ってある
・チェックボックスが付いている
・単語が大きく見やすい
・(プリント左部に)マスキングテープが貼ってある
などが出ました。
その他工夫していることとしては、
・詰めすぎない(ギュウギュウになると見にくい&醜い)
・発音記号を併記している
・テーマカラーを教科書の表紙と同じにしている(中3の英語の表紙は緑)
・2語以上の場合は(2)、(3)で語数を示している
などですね。
「書いて練習」に対応するために演習編も完備。
テスト前の仕上げの時期にはこれを必要な分だけもらいにきます。
下の1行は「もうちょっとだけ練習しよっ」と思ったときの練習スペースです。
そうした「余白/ゆとり」が意外と大事。
そういう色んな考えが詰まったプリントのお話。
UIを磨いてUXを高めていくぞ(๑•̀ㅂ•́)و✧
UI/UXに興味がある人はこちらもどうぞ。
サルでもワカるらしいです。