台風休校でしたね。
私は野暮用で早朝 4 時頃の暴風のなか出かけましたが、信号待ちで車が浮きそうでした。
今日は小学生の学校の宿題で、割り算を一緒にしました。
九九で苦労していたときからは考えられないくらい上手に計算するようすを見てうれしくなりました。
十分よくできていたので、暗算でやってみることにしました。
行き詰まるときは筆算を使いながら練習していくと、余りのある 3 桁割る 1 桁も暗算でできるようになりました。
練習するうちに少しずつ頭の中で計算回路ができて処理が速くなっていくのがわかりました。
中学生の数学で、分数の約分や 10 倍 100 倍を毎回筆算でする生徒を見ることがあります。
下向きに割っていく素因数分解も、素数で割るたびに別に筆算をしたり。
正確に計算するために必要ならそれはそれで全然問題ありません。
ただそれらの計算で毎回筆算が必要だと、問題自体は単純でも途中計算が面倒で,次のような問題に取り組みたくなくなります。
- 平方根の計算
- 図形の求積
- データの活用
- 理科の密度、濃度、湿度など
苦手意識を持ちやすいところですが,たいてい式は立てられるようになります。
そのあとの計算に時間がかかったり答えが全然合わなかったりして嫌になっちゃうんですね。
だからできるだけ暗算でできるようなところは暗算でするようにしてみてください。
暗算でなくても速い計算を意識して。
でも間違えないことが一番ですから、必要なら書いて計算して、できるだけ速く、できるだけ暗算で、を目指して日々取り組んでみてください。
計算が正確に速くできるようになると勉強が楽になりますよ。
小学生のタブレットの宿題のボリュームすごいですね。
特に、全問正解したら追加問題が出てくるシステム、私ならイヤですね。
勝ったのに罰ゲーム!?みたいな。
応用問題やチャレンジ問題は任意の別枠で用意してほしい。