今年の受験では、学区トップの修猷館高校の募集人数は、1クラス分(40名)減少した400名です。
これによって難関校の受験がさらに難しくなるのか、という疑問が浮かびます。
過去のデータをもとに考えてみます。
↓過去9年間のデータ
募集定員が400名になったのは、
H23
H24
H27
の、3か年の入試です。
今年の入試と同じように考えると、440名から400名へ変更される年に注目します。
つまり、
H22→H23
H26→H27
の、入試の変化を見てみます。
一般入試・推薦入試とも大きな変化はありません。
よって、定員減少によって入試の難易には影響がないと言えます。
次に思い浮かぶのは、定員が減少したことによってその次の高校(いわゆる2番手校)に上位層が集まるのでは、という疑問です。
同様にデータで振り返ってみます。
H22→H23の時は志願者・倍率とも10%程度の変動があります。
H26→H27の時はほぼ横ばいです。
最後に福岡中央の入試データも参考までに掲載しておきます。
(受験予定の人がいますので)
入試に「今年は難しい」・「今年は難しかった」はないです。