ナイアん家

STUDY ROOM nai`a の Blog

そして大丈夫じゃない君たちへ

昨日は公立推薦入試の合格発表だった。
2名の生徒が受験しており、1名は合格、そして卒塾。おめでとう。
そして1名は不合格となった。

発表前の先週の土曜日、今回不合格になった生徒に、日曜の模試は行くのかと聞いた。
行かないと答えるだろうとわかっていて敢えて聞いた。
やはり行かないと答えた。
発表の日までは一般入試で合格するために今までと同じように続けるんだよと常々言っていた。
はい続けます、推薦で合格しても最後まで(一般入試まで)続けますと答えていた。
でも模試には行かなかった。
今までと同じようには過ごせなかった。

だから不合格になったと言うつもりはない。
精神論は好きじゃない。
でも気持ちが足りなかった。
正直推薦で受かるだろうと思って手を抜いたと本人が言った。
不合格をつきつけられたその日に自分の口でそう言えた。
不合格をつきつけられたその日にいつもと同じように授業を受けさせ、いつもと同じように自習もさせた。

推薦入試に関しては塾としてできることは何もない。
筆記試験で不合格ならまだ受け入れられるだろうが、面接のみで不合格というのは人格否定でしかない。
こいつの何が問題なのか言ってみろ。
なんて仕組みに文句を言っても何も変わらない。

その生徒が帰る前に、今日不合格になったことも今日来て最後まで勉強したことも間違いなく大きな意味がある。
一般で合格して堂々と入れよと伝えた。


そして推薦での合格者が決まったことで一般で合格できる人数が確定した。
それを伝えると同時に大丈夫じゃない生徒たちに最後の叱責。
この時期にテレビの話、ラインの話、バカか。
もう無理やから「下の高校」に変更してこい。
内申点が足りてないことがまだわからんのか。
とか散々言ったあとで授業で当てまくるし、提出物持ってこさせるし、質問せざるを得ない課題を出すし、逃げ場を作らせない本当に嫌な人間だ。
でももうあと3週間。
合格が生徒にとって然るべき学びなのかどうかはわからないことだけど、それが正しいと信じて精一杯やろう。
本番で全てを出せるように全部伝えよう。


文が長いのとクサイのは僕の不安のあらわれか。
あらわれだ。


Keita