数学が苦手な中学生は、この夏休みは計算マスターを目指しましょう。
文章題や関数を理解するのは後回しでいいので、とにかく計算に集中して、すらすら解けるようになるまで、たくさん練習しましょう。
中 1 生は
・数の計算
・文字式の計算
・1 次方程式の計算
・できれば基本図形の面積・体積の計算
中 2 生は
・数の計算(中 1 )
・文字式の計算(中 1 )
・1 次方程式の計算(中 1 )
・文字式の計算
・等式変形
・連立方程式の計算
・できれば基本図形の面積・体積の計算
「文章題が・・・(できない)」という生徒は、読む力が弱いのはそうですが、そもそも計算力が弱いことが多いです。
数式の感覚が弱いので、日本語から数式が浮かんできません。
上に書いた計算が、間違えずに、速くすらすらとできるようになるまで、計算ドリルのような問題集でくり返し練習を続けましょう。

計算のポイントは、おうちの人や学校の先生に計算過程を見てもらって、少しずつ改善していくといいです。
計算ができないと、2 学期からの方程式の文章題、関数、図形を考えていきたいときに、いちいち計算でつまずいて、何を考えているのかわからなくなったり、式を立てても計算ができずに苦しみます。
文章題や関数などは、中 3 生になって、計算力や思考力が成熟してからでも大丈夫です。
数学が苦手な中学生は、夏休みのあいだにこれまでに習った範囲の計算が速くすらすらとできるようになるまで練習しましょう。
「なんとか解ける」じゃなくて「すらすら解ける」というのがポイントです。
中学内容が難しいときは、小 1 内容から駆け上がるのもオススメです。
正負の数の計算もままならない塾生は、実際に小 1 のドリルから取り組み始めます。

数学が苦手だと言っていた生徒がそうやって取り組み続けて、定期テストで 100 点とったり、高校大学で理系を選択したり、数学の先生を目指したりしています。
お試しあれ。