福岡大学附属大濠高校などの上位校を目指す塾生以外の受験生とも、教材やコメントで繋がっているので、ちょっとメッセージを。
大濠高校のスーパー進学や、東福岡の特進英数、西南学院、他にも各学校の上位コースを受験して、希望のコースに合格できず、転コースで合格した人もいると思います。
私立前期を受験しているということは、各学区の公立上位校を受験する人がほとんどだと思います。
うちの塾の卒業生のなかにも上位コースに合格できなかった塾生もいましたが、この 1 か月間がんばり抜いて、修猷館、城南、福岡中央などに合格しています。
不安はたくさんあると思いますが、もう出願したのであれば、不合格の想像は振り払って、今すべきことに集中してがんばってください。
最後は気持ち、覚悟が大事だと思います。
ちょっと難しい話かもしれないけど、「目指すこと」「がんばること」が目的になってしまったり、偏差値の高い高校を受験する自分に酔ってしまったりして、伸び悩む時期でもあります。
短いようで長く感じる 1 か月です。
「合格するため」の勉強ができているか、身近な信頼できるお母さんお父さんや先生たちにアドバイスをもらいながら、最後までがんばってください。
できないことばかり気になって焦る日もあると思いますが、40点から50点近く取れているということは、もうできないことのほうが少ないでしょう?
できないことが見つかったら、ひとつずつていねいに向き合って自分のものにしていきましょう。
日々淡々とそれを続けていくだけです。
自分ができていることに目を向けて「よし、これはちゃんとできているぞ」と確認することも大事です。
合格できるように応援しています。
不合格になったら、がんばってきたぶんだけショックは大きいし、つらく苦しい気持ちを味わうと思います。
僕は、自分の人生のために一生懸命がんばっている人には、合格しても不合格になっても、進学することになった高校で、その人にとって最良の出会うべき人、経験すべき出来事が必ず待っていると信じています。
何年もあとになって、その道に進んだ意味がわかる日がきます。
今は受け入れられない考え方かもしれませんが、そう思えたら、受験すると決めたなら結果を心配せずに、目の前の問題をていねいに覚え、理解していくことに集中できると思います。
最後まで勉強を続けているだけで立派です。
14歳、15歳でそれだけ真剣に自分の人生を考えられている君を尊敬します。
希望に満ち溢れた入学式を迎えられるように応援しています。