①入試を終え、結果が出た今の率直な気持ち。
②受験勉強を通して学んだこと。
③ナイアに通って僕らから学んだこと。
④後悔、反省。
⑤僕らにもっとしてほしかったこと。
⑥高校生活をどのように送るか。
⑦一年後の自分。
⑧三年後の自分。
⑨後輩へのメッセージ、アドバイス。
入試が終わって結果が出たとき、自分が高校に合格したという実感がありませんでした。想像していた感じとは全然違って、「あっ、受かったんだ。」ぐらいのあっさりした感じでした。結果を見るときに、すでに見て帰っている人たちがいて、その中に泣いている人とかいたので少し緊張していたから、すごく安心したのもありました。自分が今まで、無意識のうちにすごく緊張していたんだと思います。やっぱり、どれだけ大丈夫だと思っていても、自己採点して、どれくらいの点数だったのかを実際に見ていたから、心の中ですごく不安だったのかなと思いました。だからこそ結果を見た後、ほっとしたんだと思いました。
受験勉強を通して、勉強っていうものが意外と楽しいんだと少し思えるようになりました。一年前までは勉強をしなさいとか言われるのがすごく嫌で楽しくないし、眠くなるしテストの点数もどんどん下がっていくし、というようにすごくきらいでした。でも、ナイアに通って毎日のようにみんなで勉強していて少しずつだけど勉強するのも気持ち次第で楽しいなって思えるようになれて、勉強に対する見方が少し変わったかなと思います。今まで解けなかったような問題が解けたときやテストで目標の点数を越えられたときなど、すごく嬉しかったです。家で勉強するのも、今までは三十分も机に向かって座っていられないぐらい嫌だったのが、なんとか一、二時間は集中できるようになりました。受験勉強を通して、勉強の楽しさを知れて良かったなと思います。
先生たちからは、まず勉強面でいろいろな知識などを教えてもらいました。分からないところは分かるまで徹底的に教えてもらって初めて知ったことや、今まで間違って覚えていたこととかにも気づくことができました。それ以外の面では、自分のために本気で何かをしようとしてくれている人たちがいることを知りました。そして、それがすごくありがたいことで幸せなことだということを学びました。今まで何かしてもらうことはあってもそこから本気や全力を感じることができていなかったし、そもそも人に何かをしてもらえることに対してあまり感謝できていませんでした。でも、ナイアで先生たちに一年間教えてもらって、いろんな場面で怒っていることや話しているのを、見て、聞いて、私たちに本気で教えてくれているんだなと思いました。そして、本気で私たちのことを考えてくれているんだなと思いました。それがすごく嬉しかったし、自分も本気で受験勉強をしようと思うきっかけにもなりました。本当に感謝しています。私たちに本気で勉強を教えてくれて、いろんなことを学ばせてくれてありがとうございました。
私が一番後悔していることは、毎回のテストで緊張してしまうのを克服できなかったことです。普段の授業や自習でならできることもテストで出たらできなかったり、ナイアで受けるテストなら解けるのに、別の場所でやると全然解けなかったりするのがとても悔しかったです。結局、入試本番でも自分が思うようにいかなくて、最後の最後まで悔しい思いをしました。他には、ミスをなくせなかったことも後悔していることの一つです。漢字のミスや計算ミスで点数を落としてしまったときはすごく嫌で、焼肉の目標点まであと一点だったときは、ミスをした部分がすごく嫌で、悔しくてもう一回同じテストをしてやり直したいと思っていました。この二つを克服することができなかったのが一番の後悔です。
先生たちにもっとしてほしかったことは、あまりないけど、前からもっと休んでもらいたいなと思っていました。毎日のようにナイアで働いていて、もちろん嬉しいし、ありがたいと思ったけど、いつか倒れるんじゃないかって、学校で氣一と話していたぐらい、心配していました。自習で土日も行くのはやめた方がいいかなと思ったこともあります。こんなことを書いていいのかすごく迷ったけど、先生たちにしてほしかったことがこれしか出てこなかったので書きました。本当に少しでもいいので、休んでください。
高校に入ったら、とりあえず友達をたくさんつくって、勉強と部活を両立させて充実した学校生活にしたいです。中学校の三年間はすごく短く感じたけど、ナイアに通った一年間はすごく長く感じたので、そういう中身の濃い三年間にできたらいいなと思います。それと、中学校以上に勉強を頑張りたいです。普通に予習と復習をやるだけではついていけないと思うので分からないところはその場で解決して、毎回のテストで平均点は取れるようにしたいと思います。中学校とは違う環境で全く知らない人たちと楽しい高校生活にできたらいいなと思います。
高校生活にも慣れて、とりあえず一年が終わってほっとしていると思います。無事に二年生になれているかは分からないけど、初めていろんな行事に参加した一年間が自分にとって、すばらしいものであり、この高校を選んで良かったと思えるような一年になっていたらいいと思います。全てのことが初めて体験することで、どの行事でも中学校までにはなかった迫力や真剣さが感じられ、驚きも多いと思います。それに、勉強も急に難しくなり、ついていこうとするので精一杯だと思います。でも、それを乗り越えて、楽しく学校生活を送れるように成長していたらいいなと思います。
三年後の自分は大学に合格できていたらいいなと思います。まだ大学についてよく考えたことはないけど、高校に行っている間に、自分の行きたい大学を見つけて、無事に合格していたらいいです。卒業するときに、周りの友達とみんなで笑ってたくさんの思い出を振り返りたいです。運動会や文化祭など、修猷館の行事は全員が全力で取り組み、一つのすばらしいものつくり上げるので、そのような行事に一生懸命取り組み、悔いのない三年間だったと自信を持って言えるといいです。
受験というものについて、最初はよく分からないし、勉強ばかりで嫌なイメージがあると思います。中体連が終わるまでは、そんなに本格的にはやらないけど、引退したら急に勉強ばかりになって、最初は私も本当に嫌でした。でも、意外と勉強しているうちに、難しい問題が解けて嬉しいとか、テストの点数が上がって嬉しいとか、いつのまにか勉強する習慣がついてくると思います。周りが勉強しているのを見ると、自分もやらなきゃって思うようになります。受験直前になって点数が下がるとすごく焦って、やばいって思うこともあるけど、その時は頑張って落ち着いて下さい。私が一番、受験勉強で大変だったのは、公立入試の前日です。いくら勉強しても頭に入って来ません。対処法は、どれだけ考えても見つかりませんでした。だから、前日は気合いで乗り切ってください。とりあえず一年間、長いけど受験勉強頑張ってください。応援してます。