受験の話題ばかりになってしまいますが、中 1、中 2 生の定期テストも始まります。
塾では、定期テスト 2 週間前からテスト勉強期間として、テストに向けた勉強を始めます。
「テスト勉強カリキュラム」を配布して、それをひとつずつクリアしていってもらいます。
カリキュラムの最初は
◼ テスト範囲表を持ってくる
◼ 学校の教科書・ワークに付箋を貼って見せる
◼ 学校のノート・ファイル・プリントを見せる
から始まります。
テスト範囲を一緒に確認して、範囲を把握することから始めます。
もうそれがわかっている生徒は、何も言われなくてもそこまで準備をして塾にきます。
今日もばっちり見せにきてくれました。
感心。
長く通ってても、できて当たり前じゃなくて、えらいなぁと思います。
テスト範囲の学校ワーク 1 周目が完了している教科もありました。
えらい。
私たちが考える塾の役割のひとつは、学力を伸ばすこと、テストの点数を上げることは当然の当然で、それプラス、勉強面で自律させることです。
◼ 良い方法で勉強する
◼ 十分な量の勉強をする
◼ 点数につながるまで定着させる
これらが自分自身でできるようになるのが勉強面での自律です。
中 3 の最後まで通塾する生徒は、これらが自分自身でできるようになります。
中 1、中 2 のうちは、姿勢、態度、挨拶、言葉づかい、遅刻欠席、不真面目、不誠実などなど、勉強以外の指摘が必要ですが、卒業する頃には、勉強内容以外、何ひとつ指摘することがなくなります。
ここまで身につけてくれた生徒は、高校でも塾に通わずしっかり高得点を取り続けています。
みんながみんなそこまでなれるわけじゃないですが、できるだけ多くの生徒がそれに近づけるようになるのが理想です。
毎回の定期テストは、自己最高点、それから 100 点満点を目指して全力で勉強するのがいいと思います。
平均点は目標にしないほうがいいです。
普段の勉強がいちばん大切なのはそうですが、定期テスト前に全力で勉強することでグンと成長し、自律に近づきます。